アドオン返済です。
アドオン返済とは「元本+元本×利率×返済年数」で計算した返済総額を分割して返済する方式のことです。
返済するたびに元本が減ることを考慮すると返済済の元本に対する利息を支払うことになるので、過払いをしていることになるのですが、計算が簡便なので分かった上で、その分低い金利で返済額を算出し、双方了解の上で行うのであれば問題ありません。
かつては割賦販売では、よく使われていましたが、行政指導や法規制で実質年利をあわせて表示することが義務づけられたりした後、現在ではアドオン返済方式による金利の表示は原則禁止されるに至っています。
問題は、割賦販売の売り手側は分かっているけど、買い手側は実質年利計算との違いが分かっていないため安い金利が設定されていると勘違いしてしまうことが多いのです。
また、アドオン方式で計算することを秘して年利表示をした場合、普通は実質年利だと思うわけで完全に詐欺行為になります。
対照的な金利の計算方法が年365日日割り計算で、「元本の残高×年利÷365」で1日当たりの利息額を計算し、これに現実の(2回目以降は前回の元利返済日以降の)借り入れ日数を掛けて算出する方法で、これだと返済済の元本に対する利息を支払うことがなく、繰り上げ返済をした場合には総返済額が小さくなることになります。
消費者金融なら全てこの計算法です。
細かいことを言うと、閏年の場合には割るのは365日じゃなくて366日になります。
日割りじゃなくて月割り計算にするという契約もあり得ます。
未払いの利息にも利息を付ける複利計算は預金については認められますが、融資や割賦販売では禁止です(1年以上滞納分を元本組み入れ手続きで元本とすることは可能)。